KONDITOREI ERDBEERE Brand History

Birth -伝統と革新-

1945年、和菓子屋として創業。戦後間もなく、砂糖が貴重とされた時代。甘味が渇望された時代。餡きりなど馴染み深い菓子に始まり、米軍から製法が伝わったキャラメルなども製造してきた経緯があります。その後、本格的な京菓子に始まる、日本の伝統菓子を代々学び、継承してきました。現在の洋菓子分野を取り入れたのは昭和40年以降です。

-生命に効率を持ち込めば、大きな犠牲が出る効率性は機械と共に登場した概念である-

環境活動家であり、科学者、哲学博士でもあるヴァンダナ・シヴァ氏の言葉です。量産してコストを下げることは、人の手を省き、添加物に頼らざるを得ないことを意味します。原料は生きており、「命」です。「命」を扱う立場にあることを大切にしています。何より美味しさが違うと私達は考えています。

Organic authorization 有機JAS認定の取得

日本の法律では「有機JASマーク」のついた商品しか、有機、オーガニックと認められておりません。有機JAS認定を取得するには、有機原料を使用するだけでは不十分であり、工場(施設)も認定を受ける必要があります。厳格な有機JAS規格を満たすことに加え、菓子類など加工食品は、構成原料が多いことから、トレースが複雑多岐に渡り、認定の取得は困難と言われています。和菓子より洋菓子のほうが原料数が多く、難易度も上がるとも言われます。ERDBEEREが認定を取得したのは2010年、取得した認定機関では洋菓子屋は日本第一号でした。

ELYSIUMエルトベーレの「オーガニック」は新しい領域へ

最高の原材料を求め、美味しさの追求の先に行き着いたエルトベーレのオーガニック。長年関わってきたオーガニックが一般的に言われているイメージと隔たりがあることに気付き、その新しい概念を私達はELYSIUM(エリイズム)と名付けました。日本、そして世界には知られざる素晴らしい有機生産者、自らの哲学を持つこだわりある生産者が沢山おります。ELYSIUMの概念の基に、素晴らしい生産者の原料でオーガニックスィーツを構築します。誰も足を踏み入れたことのない領域に、私達は向かいます。